地域包括支援センターへ相談して介護保険の申請を行い、約2週間後に自宅で「認定調査」を受けました。 当日の所要時間や質問の流れ、痛みが強い場合の配慮、家族への確認内容、調査員さんの印象、認知機能の確認など、 これから受ける方の参考になりそうな点を実体験としてまとめます。
- 相談から約2週間で自宅の認定調査に
- 調査は所要約1時間、多くは本人への質問
- 痛みが強いときは横になるなどの体勢変更OKと配慮あり
- 家族への確認質問も一部あり
- 認知機能の確認では「年相応の物忘れ」で認知症は否定的との説明
相談のきっかけ:下半身の痛みとトイレ問題
地域包括支援センターへ相談に行った時点で、母は下半身の痛みが強く、 トイレまでは這って移動することが増えていました。 相談時には状況をそのまま伝え、今後の支援や制度の使い方を確認しました。
地域包括支援センターで言われたこと
相談時、「這ってでもトイレに行けるのであれば、自力でトイレに行けるとみなされる」という説明がありました。 その言葉を聞いて、「相談に来るのが早かったのかな」と感じつつも、担当の方がその場で介護保険の申請を進めてくれました。
申請から認定調査までの流れ(タイムライン)
- 相談・申請(Day 0):地域包括支援センターで状況を説明、申請手続きへ。
- 連絡待ち(約1週間):認定調査員から連絡があり、日程を調整。
- 調査実施(約2週間後):自宅で認定調査を実施(所要約1時間)。
- 判定待ち:調査結果をもとに要介護度の判定が行われます。
当日の認定調査:質問内容と所要時間
調査はおよそ1時間。開始前に「楽な姿勢で大丈夫」と声をかけてもらえました。 事前に下半身の痛みを伝えていたため、痛みがあれば横になってOKとの配慮も。
- 本人への質問:普段の移動・食事・排泄・入浴・着替え・服薬の状況など。
- 家族への確認:本人回答の補足や、日常の様子についての補足説明。
これらの内容をもとに、後日、要介護度の判定が行われます。
調査員さんの印象と進行のしかた
調査員さんは丁寧な口調で、説明もゆっくり。母は受け答えが可能で、滞りなく進みました。 途中で体勢を変えるなどの配慮もあり、負担が少ない形で進めてもらえました。
認知機能の確認について
調査では認知機能の簡単な確認もありました。結果は「年相応の物忘れはあるが、 認知症は大丈夫」との説明。受診を検討していたので、その場で確認できて安心しました。
受けてみての気づき・これからの準備
- 痛みが強い日は無理をしない姿勢で回答できる(事前に痛みを伝えるのがおすすめ)。
- 日常の状態(移動・トイレ・食事など)を具体的に説明できるとスムーズ。
- 家族も補足説明ができるよう、最近の様子を共有しておくと安心。
まとめ
地域包括支援センターへの相談から約2週間で自宅の認定調査へ。 調査は約1時間で、痛みがある場合は姿勢の配慮も受けられました。 認知機能の確認も含まれ、母の場合は年相応の物忘れとの説明でした。 これから申請する方にとって、当日の流れや質問の雰囲気の参考になれば幸いです。

